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9 : Cindyのオルゴールに関する蔵書 2003年9月版

今回は少々いつもと趣向を変えまして…
Cindy所有のオルゴール関連図書・資料のリストです。
ちなみに→の画像は私の本棚のオルゴール関連の場所です。

(クリックで拡大画像)
音匣の基礎知識の方に入れようかと思ったのですが、まだまだ全く未完成でたいしたコレクションじゃないのでとりあえずこっちでお気楽にって事で…(笑)

最近オルゴールに興味を持った方のご参考に…なるのかな?
マニアな方には何を今更なものばっかりですね。
尚、今回は博物館のカタログなどは入れていません。

Cindy的に特にオススメのものにはマークがついています。
尚、著者敬称は略させていただいております。


2003年9月現在、比較的入手しやすい和書

オルゴールのすべて テクノライフ選書 上島 正、永島 ともえ オーム社
収集家や研究家ではなく製造企業の人が書いた本というのは、少なくとも和書ではコレだけではないでしょうか?
そういう意味では貴重な情報源となる本です。
ただし、内容は歴史と技術に関することがほとんどで、初めて読むオルゴールの本としてはやや退屈かも。。
カラーページもありませんし、ちょっと興味を持った程度の方が楽しみとして図鑑の様に読むには少々キビシイかな。
でも現在のところ、唯一書店で確実に入手可能なオルゴール解説書です。

ロマノフ家のオルゴール-堀江オルゴール館物語 中村 嘉人 未來社
こういった題名の書籍ではありますが…堀江氏に興味を持った方以外にはオススメできないかな〜と思います。
この本についてはオルゴールに関する記述には期待しない方がいいでしょう。
ロマノフ家のオルゴール云々に関しても…どうなんでしょうねぇ。。


新刊書店での入手が難しいかもしれない和書(ほとんど絶版と思っていただいた方が…)

オルゴールの詩―19世紀の自動演奏装置をきく 名村 義人 音楽之友社
カラー画像を多数収録しており、目で見てその音色を想像するのが楽しい本です。
オルゴールの誕生から年代を追って記述されているので、オルゴールの歴史を概観できます。
技術的な部分への言及は少なめですが、かえって初心者には読みやすくて良い内容になっていると思います。
名村氏御本人によりますと、この本には間違った記述もあるとか…(笑)
後に出版された「オルゴールは夢仕掛」では直っているそうですよ。
現在、絶版で版元の在庫も無さそうです。

オルゴールは夢仕掛―目で見るアンティーク・オルゴール 名村 義人 音楽之友社
初めてオルゴールについて学ぶには最良の一冊としてオススメします。
80ページほどの本なのですが、オルゴールや自動演奏楽器の代表的な機種や構造・用語、さらにメンテナンスにまで言及している内容満載の本です。
この本を一読すれば、博物館で楽しむための必要十分な知識を得ることが出来ると思われます。
残念ながら既に絶版で入手が困難になりつつありますが、お持ちでない方は是非入手して読んでみてください。
また、東京のオルゴールの小さな博物館に行けば、この本の中で紹介されている多くのオルゴールの大部分を実際に見る事が出来ますよ。

オルゴール 聴いてみたいアンティークの音色 田中 健 京都書院

故佐藤潔氏のご子息で那須オルゴール美術館のオーナーでもある田中氏の著書です。
文庫版の小さな本ですが、国内で出版されたオルゴールの本の中では最大数のカラー画像を収録しているのではないでしょうか?
那須オルゴール美術館に実物が展示されていますが、冒頭の大きなブレモンドは圧巻。
あれが動く姿を一度は見てみたいものだと思います。
画像の数に比して解説は少ないですが、これは見ておく価値はあると思われます。
これも 絶版本です。


郷愁のアンティーク・オルゴール オルゴールの小さな博物館 毎日新聞社

自動演奏楽器全般に触れる内容は初心者向けでオススメできると思います。
付属のCD-ROMでカラー映像とともに紹介されている点も悪くないのですが…
如何せん少々出版されてから時間を経過しておりますので、CD-ROMの内容が現在のコンピュータ事情に合わなくなってしまっております。
私のWindowsXPのマシンでは、すんなりと正常に動かす事は出来ませんでした…
1996年発行ということなので、その点をわかった上で入手してください。


浪漫の夢 オルゴール―楽器の事典・別巻 佐伯 平二、馬渕 浩一 東京音楽社
広く浅く自動演奏楽器全般に触れているなかなかの内容です。
ちょっと欲張り過ぎなくらいに、種類・歴史から仕組、海外の博物館や販売店に至るまで多くの事が詰め込まれています。
個人的な感想ですが、内容の範囲が広過ぎて、この本はいったいどのような読者を想定して書かれたものなのか少々疑問かも。。
マニアには物足りないし初心者には読みにくいというような感じを受けました。

アンティーク・オルゴール物語 名村 義人 新潮社

CD付きの100ページも無い薄い本ですが、内容はなかなか侮れません。
殊に日本へのオルゴールの伝来の記述などは、この本にしか無いと思われる内容です。
広範な内容をまとまり良く凝縮し、更に録音したものではありますが音まで楽しめるお得な良書であると思います。
が…入手性はちょとキビシイかもです。
名村氏ご本人も一冊しか持っていないとか…古書検索などで早期に入手されることをオススメします。
定価が3800円とお高めで、しかもちょっと見つけにくい&私が録音された音はイマイチ好きではないということでオススメのマークは付けていませんが、興味のある方は買って損はないかと思います。


森のオルゴール・ギャラリー   新潮社
萌木の村ホール・オブ・ホールズ所蔵の自動演奏楽器やオートマタの映像を収録したビデオ。
21種類の映像が収められており、なかなか画質も良いのではないでしょうか。
オートマタが8種類入っているので、好きな人は楽しめると思います。
オルゴールの博物館に一回行ったくらいの満足感は得られるでしょう。
しかし、30分程の内容で4800円って、ちょと高いなぁ。。


2003年9月現在、比較的入手しやすい洋書

Encyclopedia of Automatic Musical Instruments Q. David Bowers The Vestal Press
世界中のオルゴールファンのバイブルといいますか、そういう本です。
画像も多いですし豊富な種類のオルゴールに言及していますから参考になることは多いと思われます。
ただ、お値段もちょいと高いですし、もちろん全部英語なので敷居が高いかな〜…
そして最大の問題は…こんな厚い洋書を読破できるだけの時間の捻出ってキビシー。。
すみません、私まだ全部読んでないです。
それでも、さらりと中を見ただけでも資料的価値が高いであろうことは容易に想像できます。
オルゴールに関して何かを調べたいと思った時のために、手元に一冊あるといいのかな〜と思います。

THE MUSICAL BOX - A Guide For Collectors Arthur W.J G. Ord-Hume Schiffer Pub Ltd
個人的にはEncyclopediaよりもこちらをオススメしたいです。
1995年の本なので、まだ見つけやすいと思いますよ。
英語がダメな人でもカラー画像が多く楽しめますし、日本のオルゴールの本を一読した人ならば見ただけで理解できそうな大きめのイラストも多数収録されています。
これも全てを読んではおりませんが、その目次を見れば歴史や構造についてはもちろん、オルゴール関連の特許やチューンシートにまで及ぶ内容となっています。
更に、現在そのまま通用するものかは不明ですが、機種ごとの価値にも触れています。
なんとか近いうちに通読する時間を捻出しなきゃ…

COPYRIGHT 2003 Cindy All rights reserved